以前募集の時点で「この職場ブラックなのかなあ…?」と思った派遣先に行ってみました。
何故行ったかというと派遣先に頼まれて断れなかったからです…。電話だと断れなかった…。あとは単純に本当に怪しい派遣先なのか知りたかったという好奇心もあり行ってきました。
実際はどうだったのか…結論から知りたい方は目次の実際に働いてみてブラック職場だったのか?【結論】から読んでみてください。
※ちなみに当ブログでは一切紹介していない派遣会社さんなのでご安心ください。
\推しの派遣会社はこちら/
どんなところがブラック感漂っていたのか…?
まず募集の時点でブラック感漂っていたのは以下の点です。
前日までお仕事が埋まっていないだけだとブラック断定するには要素が足りないかもしれませんが、これについてはのちに判明するので触れていきます。
勤務時間については今までの職場は8時半や9時スタートだったのですが、その時間以外の変わった時間から始まるんだなあという時間からのスタートでした。
謎すぎる休憩時間の定義
派遣会社より勤務条件に「休憩時間はお金を払い利用者様と一緒に同じ食事を食べる」ということを聞き何だか納得できませんでした。
休憩時間については派遣会社に色々聞いてしまいました。
あの、休憩時間って利用者様と一緒に食事をとるんですか?
食事介助とかあれば一緒にするってことですよね?
これって本来休憩じゃないですよね…
そうですね。私も休憩ではないと思います…。
しかし事業所さんの意向でして(ごにょごにょ)
派遣会社的にもおかしいと思いつつも事業所側の利用者様との関わりの中で大切にされていることと言われているためこの規定のままらしいです。
利用者様と一緒に食べるの楽しいかもしれませんが、コロナの蔓延しているこの時期に派遣とはいえ部外者の私が一緒に食事をとるリスク(お互いに)や休憩時間のことを考えると納得できず…。
食事の件が納得できないのでそれさえ何とかなれば行きますがちょっと検討させてください。
わかりました。
事業所に確認して休憩時間の件はなんとかします。
派遣会社に正直に伝えたところ休憩時間については別室でとることになったので無事に回避できました。納得できないことは正直に伝えてみるといいと思います。
デイサービス1日の流れ【体験談】
緊張しながらもいざ出勤…!!実際にどんな勤務だったかをご紹介します。
- 開始時間挨拶・着替え
職員の方に挨拶をして着替えが済んだらオリエンテーションなしでいきなりスタート…。
- 利用者様の受け入れ
利用者様が到着されたら、消毒・靴を履き替えてもらいお席へご案内しました。
名前も顔もわからないので一人ずつ確認しながらご案内します。
- ラベル入浴介助
利用者様の受け入れ後に挨拶をしたらすぐに入浴介助が始まりました。
決められた時間以内に入浴の着脱/髪を乾かす・軟膏塗布などの介助
※浴室の中にはいかないものの看護師もほぼ介助
- 昼食食事前の血糖測定・食後の内服介助
食事の時間までに何とか入浴介助を済ませて、血糖測定・インスリン投与・食後は内服介助がありました。
※本来この施設ではこの時間に利用者様と食事を取る予定でしたが、私は別室で30分休憩しました。(休憩中でも普通に呼ばれて業務することなりました…)
- 昼食後自由時間
利用者様はレクをしたり、塗り絵やカラオケをするなどそれぞれの時間を楽しんでいました。私はその間に髭剃りや爪切り、トイレ介助をしていました。
- 終了時間業務終了
利用者様が帰る時間より少し早めに私は退勤になりました。
入浴介助は施設にもよりますが、私の行った派遣先は1日に30~40人介助することもあるとのことでした。その日は30人くらいだったので比較的に少なかったそうです。コロナ禍で1回の入浴人数を減らしているため一人が終わったら次から次へと入ってくるため結構ハード でした。また昼食前に入浴を済ませなければならないので時間に追われていました…。
看護師は私1人しかいないため、休憩中でも内服や点眼についてなど看護師にやってほしいことなどについては、「来てください」「これどうしますか?」と言われて正直しっかり休憩は取れませんでした…。よくあることなのかもしれないけど、何だかなあ…と思ってしまいました。
看護1(私):介護8 と介護の職員の人数は今まで行った施設の中では多かったです。
実際に働いてみてブラック職場だったのか?【結論】
正直想像していたよりはブラックな職場ではなかったですが、自分が長く働くと考えるとあまり働きたくなあいなあと思う職場でした。単発の派遣であれば1回きりだと割り切れるレベルでしたが正直リピートはなしかなと思っています…。
求人をみるだけでは真実はわからないので、実際に働いてみないとわからないということも今回働いてみてよくわかりました。
あとはスタッフ層にもよるのかなと思いました。比較的デイサービスは若いスタッフが多いので20代~30代前半の方が仕事に行くには同年代の方がいて安心できるかなと思いました。今回は話しかけやすいスタッフの方がいたので安心しました。
ブラック感あるな…と思ったのは休憩室らしい場所がなく、男女共用のロッカールーム兼食事の場所になっていてみんな地べたに座って休憩しているような場所で職員のことが本当に配慮されている施設なのかなあと少し疑問に思いました。他の施設も行ったことがありますが、今まで行った中では一番残念な感じでした。
食事についてですが、職員の方は利用者様と同じ食事を一緒に食べて(たぶん数分くらい)そのあとロッカールームで座ってスマホを触ったりしていました。正直休憩という休憩がとれているのかなあという感じでした。休憩室にいない人は車にいました。
私が知らないだけでこういった職場は結構あるのかもしれませんが、派遣で行くとしてもスタッフを大切にしてくれるような職場を選びたいなと思いました。
少しでも引っかかることがあったら怪しいかも考えた方がいいでしょう…派遣会社に伝えて納得した上で働くといいと思います。
今回働いてみて良かったところ/微妙だったところ
今回働いてみた職場で実際にどんなところがよかったか、微妙だと感じたかまとめてみました。
あくまでも私の働いた職場のことなので全てに当てはまるわけではないですが、今後就職を考えている方や派遣をしてみたい方の参考になれば嬉しいです。
働いてみて良かったところ
私が行った施設は利用者様同士の感染対策などはしっかり行われている職場でした。これは実際に働いてみないと気づけない点かなと思います。
今回のデイサービスでは血圧測定なども介護の人がやっていたので看護業務はほぼありませんでした。そのため初心者さんや経験の浅い看護師でも働くことができると思います。
デイサービスは人数の多い施設だと体力のある若いスタッフが比較的多いので年齢の近いスタッフと働きたい若手の方でも働きやすいかなと思いました。
オリエンテーションなど最初から説明がなく不安でしたが、その都度スタッフからの説明をしていただけたのでよかったです。スタッフさんは優しい方が多かったので安心して働くことができました。
以前働いたことのある職場が利用者様への対応や言葉遣いがひどくとても気になったことがあったので今回はそういったことがありませんでした。
働いてみて微妙だったところ
今回行った施設は冒頭で「勤務開始時間が普段行く時間よりも遅く変わっていた」と書きましたが、その理由として入浴の介助をメインで看護師にやってほしかったためこのような時間だったことがわかりました。
実際に当日は利用者様40名程ご案内し、そのうち25名~30名ほどが入浴されるためお昼までにこの人数の利用者様の介助をする必要がありました。
今回は浴室に入って洗体をすることはありませんでしたが、その職場に慣れてきたらやるようになるのかな…といった雰囲気がありました。要介護3~4の方が多かったので着脱の介助などもあり結構大変でした。体力のない方や腰痛のある方にはあまり向いていないと感じました。
また浴室からフロアまでの利用者様の誘導の際に裸足で歩いているスタッフがいて衛生的にどうなの…と思ってしまいました。
あとはスタッフの休憩室が男女共用ロッカーで食事スペースも床で食べているなど、働く方への配慮があまりない職場だなといった印象を受けました。実際に1日しか働いていないのでもしかしたらいい職場かもしれませんが、初見での印象はあまりよくはないなと思いました。
今回の派遣では回避していますが、利用者様との食事時間=休憩時間というのも何だかな…と思う点ではありました。
ブラックな職場を選ばないために
今回行った派遣先は想像していたよりはブラックな職場ではありませんでした。でもちょっとだけ人気がない理由も働いてみてわかったという感じです。
実際に現場に入ってみないとわからないことも多いですが、いくつかの派遣先を経験していくうちに「この条件の職場は人気がない」「●●と書いてあるところは怪しいかも」というのが見えてきました。次回の記事で怪しい職場の見分け方についても書いていこうと思います。
私は派遣登録した当初、条件のメールばかり眺めてなかなか仕事を決められませんでした。今は「今後就職するときのための経験を積む」という目線で「ここ微妙かも…大丈夫かなあ」と思う職場でも勇気を出して応募しています。単発派遣なら嫌なら1回で辞めれるというのも大きいと思います。就職したらすぐに辞めるのは難しいですが、単発派遣なら色々と挑戦できるので、今悩んでいる方にもぜひ挑戦してもらいたいです!
派遣登録の方法から派遣での体験談をブログでまとめています。興味のある方はぜひ今後もみて頂ければ嬉しいです。
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